2018年4月25日水曜日

名誉毀損・誹謗中傷の書き込みの解決事例

 名誉毀損,誹謗中傷の書き込みがなされた事案での解決事例
 電子掲示板に,ある方の名誉毀損,誹謗中傷,プライバシー権侵害の内容の書き込み(数十件)がなされた。
 記載の内容は,この依頼者が不貞をしていることやそのことを中傷する言葉(もちろんまったくの虚偽である),依頼者の家族に関する内容であった。
 依頼者は,刑事告訴するとともに,相手方の特定のために,書き込み者の特定と損害賠償請求の依頼をされた。
 依頼者は,精神的にかなり被害を受けており,依頼者の家族も誰がやったかわからないこれらの行為に怖れていた。
 相手方が判明し近所の人であることが分かった。
 刑事事件としても捜査が開始されたころ(任意取り調べあり),当方の請求に対し,相手方からの刑事事件の対応を含めた示談の申出があり,交渉の結果,相当額の慰謝料(3ケタ万円)+加害者特定のために要した弁護士費用等の支払いとなった。
 これで依頼者や依頼者の家族の思いが全部晴れたわけではないが,今後は誰かわからない人から攻撃を受けていると恐れないで生活をすることができるとのことで,依頼を受けた分については解決となった。
 しかし,近所の人がこのような加害者であった場合,顔をこれからもあわせる可能性があり,真の解決にはならない可能性があることが心残りである。

インターネット上の記事(レス)の任意削除請求に関する特別料金(2ch,5ch,爆サイ,ホスラブ,ホストラブ,転職会議等)

インターネット上の記事(レス)の任意削除請求に関する特別料金

 最近は,インターネット上の記事の削除の相談や依頼が多く,中には発信者情報の開示の依頼もあるが,記事(レス)が掲載されてからある程度時間が経過して,発信者の特定が難しいであろう事案や発信者の特定には訴訟(ほとんどが東京地裁)が必要で,費用が相当にかかる事案も多く,記事(レス)の削除のみ依頼をされる方がかなりの割合を占めています。
 そして,このような場合,相当数の記事の書き込みがある場合も少なくなく,通常の弁護士報酬基準である,1件あたり,着手金いくら,報酬金いくらといった基準に書き込み数を掛けるとかなりの金額になります。
 このため,記事の任意削除依頼(電子的方法による削除依頼)に限定して,弁護士報酬(弁護士費用)について,以下の特別料金を設定いたします。
条件は,
①同一被害者に関する同一のサイト(サイトは,2ch,5ch,  爆サイ,ホスラブ,ホストラブ,転職会議等何でもよいですが,ミラーサイトは管理者が別なので別扱いとします)に関する記事(レス)が10件以上(10件未満も10件分として扱います)
②①の記事の任意削除依頼(電子的方法による削除依頼)を行う。
③着手金20万円+1万円×(10件を超える記事数)  
 (※別途消費税必要)
 報酬金はなし
です。

また,任意削除について,結果に応じた弁護士報酬(弁護士費用の支払いにしたい)という方について,以下の特別料金を設定します。
同一被害者に関する同一のサイト(サイトは,2ch,5ch,  爆サイ,ホスラブ,ホストラブ,転職会議等何でもよいですが,ミラーサイトは管理者が別なので別扱いとします)に関する記事(レス)が10件以上
①の記事の任意削除依頼(電子的方法による削除依頼)を行う。
③削除依頼対象記事数×2万5000円(+消費税)を依頼時に預けていただく。
④1か月程度(記事数による)の期限を定め,それまでに,削除された記事数×2万5000円(+消費税)を報酬金とし,残預り金分を返金する。

※「平成30年4月のブログの特別料金」と言って,お問い合わせください。